fluctuation’s diary

理系院生の思考のゆらぎ

『ようこそ実力至上主義の教室へ 9』 感想

そんなに書くことはないけど一応。

一ノ瀬さん好き。こういう性格の人大好き。本当に頑張れる子は偉大だと思います。

 

若干の内容についての独り言。

俺ガイルでもそうだったけど「噂」って厄介なものだなと改めて感じた。

噂をされる側は防御のしようがない。無視をしても広がりを止めることはできないし、過剰に反応すればするほど真実にみえてしまう。人は得てして火のないところに煙は立たないと思いがちだからだ。いい塩梅で対処するしかないけれどもその対処方法も最適ではない。情報が拡散してしまったらそれを収束させることは不可能。いわゆるエントロピー増大の法則と似たものを感じる。収束させることができないのなら新たに違う噂で上書きするしかない。実際政治家の不祥事のニュースとかを芸能人の不倫のニュースとかでメディアが意図的に上書きするのとかよく見かけるしね。ただこれって誰も幸せになっていない気がする。もちろん噂という新たな情報をもらう側は楽しいかもしれないのだけれど。される側は全く嬉しくない。

そうやって人間は無駄なエネルギーを消費していくと思うとなんだかなあと感じてしまう今日この頃。

 

確か、ソーシャルネットワークの研究で噂の広がり方をテーマにしている人って結構いた気がする。ちょっと興味湧いてきたかもしれない。今度調べてみようかな。

神よ願わくばわたしに

神よ願わくばわたしに

変えることのできない物事を

受けいれる落ち着きと

変えることのできる物事を

変える勇気と

その違いを常に見分ける知恵とを

さずけたまえ

 

現在読んでいる本「スローターハウス5」というSF小説の一文です。金言だと思いました。

この「落ち着き」と「勇気」と「知恵」を身につけたら人生の悩み全てなくなるんじゃないでしょうか?

 

って最初は思ってたんですけどよく考えたら「知恵」さえ身につければ人生楽勝じゃありません?

 

 

そもそも「変えられない物事」「変えられる物事」って何でしょうか。

これを見極めるために前提としてまず「知恵」が必要ですよね。

僕は、知恵は情報に解釈が加わったものと考えています。別の言い方をすると、知恵は情報を有効活用できる形に変わったもの、凝縮されたものと考えています。

よって知恵を身に着けるためには、ひたすら情報を手にするしかないです。そしてひたすら分析して、矛盾しないもの、よく言われているものを洗練させるのです。この情報収集&分析によって知恵は生まれます。こうすれば、「変えられない物事」「変えられる物事」はみえてくることでしょう。というか変えられない物事が見えれば必然的にそれ以外の物事は変えられるいうことがわかります。

個人的には、「変えられない物事」は過去という歴史と身体という物理的拘束だけなのかなと思います。それ以外のものは正しい努力を十分積み重ねれば何とかなる気がします。そしたらあとは知恵を信じて行動するのみです。信じる強さは情報の正確さに比例します。なのでやっぱり情報を入手しまくるだけです。石橋叩きまくるわけです。

 

要はこの小説の一文から考察したことの要約は、

人生を楽に生きるコツは「情報収集&分析→行動」ってことです。おわり。

 

 

 

(あれ、自分何が言いたかったんだろ。ぐちゃぐちゃな文になってしまった。何ともロマンのない感想になってしまった。反省。また今度書き直します。)

 

 

結局ルールを作る側が有利

今日、誘導バイトをしました。

駅から少し離れた会場だったのでその道の途中に立ち「会場はこちらです→」と書かれた看板を持って「会場はこちらの方向です」と声をだすだけのバイトです。動かざること山のごとしでした。これで1万貰えるって世の中狂ってるなと思いました。

 

「看板とスピーカーをおいておけばいいだけじゃないか。もっと安上がりにできるじゃん。なんでしないの?」

 

みたいな思考がずっと脳内を駆け巡っていました。

一人で考えても埒があかないと思い、上司に質問しました。

 

返答は、「おきたくてもおけない」でした。

なんでも、駅とか道路にそのような広告を置くのにはお金や手間がかかるらしいのです。言われてみれば確かにそれは当たり前だなって感じでした。

その「お金や手間」と「人一人を雇う労働費」を天秤にかけた結果、会社は後者の方が安いという判断を下しているということです。(もちろん人が立つことによって看板よりも注視されやすいとか、人の方が臨機応変に動けるからとかもあると思いますが)

 

これが一見滑稽なバイトの存在理由でした。

 

ロクでもない事象を解明してしまったなあ。

おわり。

 

 

とこの記事を書く寸前まではここで終わっているんです。が、書いていくうちにさらに気づきを得ました。

それは何かと言うと結局「広告を置きたいならお金と手間を払え」とルールを作っている土地所有者がこの世界では圧倒的有利だということです。土地を貸すだけでお金を貰えるし、お金を払わないならば、相手は苦肉の策を講じなければならないのです。

どうりで世界はありとあらゆるプラットフォームの奪い合いがおきているわけだ。納得。

 

これから生きていく上では、ルールに従う立場ではなくルールを作る側にうまく立ち回りたいものですなあ。

おわり。

ブログ開設

 はじめまして、都内の某国公立大学に通う4年生です。理系なので来年度からは大学院に進学する予定です。

 ブログを開設した理由はシンプルです。単純にアウトプットの場が欲しいと思ったからです。

 では、どのようなことをアウトプットするのか?という質問に答えると以下のような項目の内容を上げていくつもりです。

・読書

・アニメ

・プログラミング

・数学(主に確率論)

・物理(主に確率熱力学)

・その他

 

 要は、大学生活の中で疑問に思ったこと全般です。備忘録といいかえることもできるかもしれません。自己満足のためかも?まあいいや。

 

 ということで、記念すべき(?)初回の記事はこんな感じで短めに終わらせたいと思います。なにはともあれ、読者の皆さん、これから末長くよろしくお願いします。